目からウロコの医学講座

 

寒暖の差がはげしい折、いかがお過ごしでしょうか?

 

我が家は、こどもたちが春休みに入りました。

 

兄は相変わらずのお調子者。
背はどんどん大きくなっているのに精神年齢が。。
家内には理解不能らしい。
でも、男の子はそんなもんですよね。

 

妹はかなりのしっかりものですが、
最近、いい子になろうと頑張りすぎてやしないかと
思うことがあったので、もっとわがまま言っていいんだよ
と伝えるとニコッとうれしそうな顔したので
なんだかこみあげてくるものがありました。


さて、私は勤め先のナチュラルハーモニーの仕事で
名古屋にてあるお医者さんの講演会を開催してきました。

 

 

そのお医者さんの名は、三好基晴先生。

 

“一錠のクスリも出さない医師”
という常識では考えられないお医者さんです。

 


三時間にわたる講演はとても内容の濃いものだったので、
ぜひ、このブログをお読みいただいている方々にも
共有させていただきたいのですが、すべてをここに書き記すのは
不可能なので、特に「なるほど!」と思ったことをいくつか紹介しますね。


すべて質疑応答の中でのお話です。

 

まずは、
身内がガンになりどうしたらよいか
というご質問に対する三好先生の回答。

 

ガンは、毎年増えていますよね。

 

国民の3人にひとりはガンで亡くなるとか、
いやいやそんなもんじゃないよ2人にひとりだとか。

 

いずれにしても深刻な問題ですね。


先にお伝えしますが、ここでご紹介するのは
あくまで三好先生の考えであり、すべての方にあてはまったり、
だれでもその方法でよくなるということではもちろんありませんので
その点ご理解の上お読みください。


「一般的に、ガンに侵されると激しい痛みに耐えなければ
ならないというイメージがありますが、私が看取った患者さんの
中で、最期痛みで苦しんだという方はひとりもいません。
ガンのできた場所によっては痛むことがあるのかもしれませんが、
その時はモルヒネなどを上手につかえば苦しむことはないでしょう」


三好先生のもとには、自宅で最期を迎えたいという
患者さんが数多くいらっしゃいますので、決して
めずらしいケースではないと思います。

 

ただ、その条件としては、
薬(抗がん剤)を使用していない
ということが前提だそうです。


次に、脳梗塞についての驚きのお話。

 

85歳の男性が脳梗塞で倒れたそうです。

 

日ごろから病院にはいきたくないとおっしゃってた方だそうで、

そのときも自宅で安静にしていたそうです。

 

動けないので寝たきりとなり、

水も飲めない状態です。

 

ご家族もどうすることもできません。

 

ところが、夜になったころ変化がおきます。

 

体温が上がってきたのです。

 

脳梗塞が起きたあと体温が上がることはよくあることらしく、
病院ですと解熱剤を処方されます。


男性は85歳という高齢にもかかわらず、
39度まで熱を上げています。

汗をかきますから夜中に2度も3度も寝間着を着替えさせ、
朝を迎えたとき、

 

それまで、
動くこともしゃべることもできなかった
男性が寝ている部屋から

 

「お~い。お茶もってきてくれ」

 

との声が。

 

家族がびっくりしていると、
男性はひとりで起き上がりスタスタと歩いてお手洗いに行ったのです。

 

いったいなにが起きたのでしょうか?

 

三好先生曰く

 

「高熱を出すことで血管に詰まった血栓を溶かし、
 脳が正常な状態に戻ったのでしょう」

 

とのことです。


熱は、上がってしまうのではなく、
身体のために自ら上げているという認識は
もっていましたが、それにしてもびっくりです。


まさに自然治癒力ですね。

 

解熱剤で熱をさげてしまっていたら、
快復することはなかったかもしれません。

 


さて、最後はアトピーのお子さんをもつ方から

 

「かゆがって夜も眠れないほどですが、
 なにも塗らない方がよいでしょうか?」

 

というご質問について。

 

三好先生のもとには、
アトピーやアレルギーの方も数多くいらっしゃいます。

 

「できればなにも塗らないのがよいでしょう。どんなに天然成分のものや
 安全なものでも、なにか塗ってしまうと肌が潤おうとする力を
 奪ってしまうことになりますから。また、なにも塗らない子は
 見た目はガサガサなのですが、痒さは軽度です。最終的には
 親の判断ですが、過去いた患者さんの中に、なにも塗らず
 毎晩かゆがる子供を抱きしめ、一緒に泣きながら過ごし
 克服したという方もいます」


我が家の上の子も
それほど重度ではないもののアトピーなので、
できることなら代わってあげたい!
と思うことは幾度となくありました。

 

食と環境を本質的なものにするだけでも
ずいぶん改善しますよね。

 

また、三好先生は、
運動の重要性も大変強調されていました。

 


先にあげたガンの例も脳梗塞の例も、
日ごろからきちんとした食生活と適度な運動が
なされていることが大前提だそうです。

 

目安は一日5,000歩だそうです。

 

暖かい季節はもうすぐそこですので、
ぜひ、歩きましょう♪

 


今回も最期までお読みいただき誠にありがとうございましたm(__)m

 

 


追伸:
帰りに立ち寄った名古屋城。
平日だというのにすごい人でした(^^;