それぞれの3月11日
東日本大震災から6年が経ちました。
いまだに避難生活を余儀なくされている方が約9万人もいらっしゃいます。
この6年の間、福島県内の仮設住宅を数回訪れ地元のおじちゃんやおばちゃん、
こどもたちとご飯を食べたりワイワイ遊ぶ機会がありました。
昨年の3月11日も仮設住宅で過ごさせていただいたのですが、
そこであるおじちゃんが言ってました。
「都会の人は、もう私たちのこと忘れちゃったんだろうな」
僕は言葉が見つからずしばらく沈黙してしまいました。
たしかに、 「節電」「放射能」「仮設住宅」こうした言葉を耳にすることは
ほぼなくなってしまいました。
今年の3月11日は福島へ行くことはできませんが、
「忘れてないよ」という思いはしっかり届けたいと思います。